世の中は九分が十分

7年の不妊治療とか、横浜市保活激戦区での保活のこととか、日々の愚痴とか。ジーナ式で育児してるので?今んとこ育児はイージーモードです!?

実録!我が家のジーナ式~手探りの導入期~

こんにちは。giraffeです。7年の不妊治療を経て出産したムスメを、横浜市の保活激戦区で育てながら、ジーナ式にて育児に取り組んでいます。今日は、我が家のジーナ式導入期の頃について。ジーナ式って、導入期すっごく大変じゃありません?

 

giraffe2272.hatenablog.com

 

 

そもそも育児方法についてなんて、ノーリサーチだった

出産直後までジーナ式はおろか、育児方法についてなんてノーリサーチだったんですよね。なにせ不妊治療から出産にたどりつき、出産後のことを考える心境ではなかったので…。でも遅かれ早かれ保育園へ預け自分も復職することを考えると、いざその時になって困らないように、できるだけ早くからの母子ともに生活リズムを整えたい&夫婦とは別室の自室で一人寝してほしいなぁ(添い寝はなんか怖いし熟睡できないだろうからやだなぁ)、と漠然と思ってたんです。それにきっと、一度ついた習慣をかえるのは大変だろうから、とりあえず最初から、起床時間・就寝時間・ミルクをあげる時間を決めて、あとは添い寝は怖いからやめよ~って感じで、出産を迎えました。(今考えると、この発想がある程度すんなりなジーナ式移行につながったわけで、グッジョブ自分です。)

 

とりあえず、産まれてからやったこと

なんとなく決めていたのは、朝は7時に部屋に太陽光を入れて起こす・夜は19時には部屋を暗くして寝るモードに、あと添い寝はしない、という感じのことでした。授乳は3時間以上は間隔をあけないこと!と指導もあるし、じゃぁそんな感じで~と始まったムスメとの生活。産院は母子同室だったので、産まれたその日から実践。でもまぁ新生児たるもの、決められた時間なんて知ったこっちゃない、って感じで、勝手に寝て、勝手に泣いて起きて、授乳して、をエンドレスに繰り返す訳ですが、ムスメが寝てても朝7時には必ず起こし、ムスメが起きてても夜19時には部屋を暗くすることだけは、意味があるだろうと信じてやってました。ムスメは新生児コットで同室だったので、添い寝はせず。退院後里帰り時も、同室でしたがベビーベッドで寝かせ、私はベビーベッドにベビーモニターを設置し、死角で寝ていました。授乳については、完母から始まり、退院時には2~3時間で安定したのですが、産後3週頃には(多分ホルモンバランスの影響もあり)"授乳辛いよ~もすこし寝たいよ~"となってしまい、もともと完ミでいいかと思っていた位母乳にはこだわりがなかったので、(それでも悩みながら)混合に移行し、そのタイミングで授乳間隔は3時間にほぼ固定しました。(3時間以内に泣くようなら、次は3時間持つようにミルクを増やす、という感じでミルク量を調整していった感じです)

 

他の人はどんな1日を過ごしてるんだろう→ジーナ式を知る

そんな感じで、起床就寝時間は毎日同じ・授乳時間はだいたい3時間、なスケジュールで怒涛の新生児期を過ごした訳ですが、産後3週あたり(混合へ移行したり、ちょっと産後のナーバス期間でもあった)で、他の人はどんな育児してるのかな?ミルクとかどうあげてるのかな?ていうか赤ちゃんめっちゃ寝るとか嘘じゃない?とか思ったんですよね。で、グーグル先生に聞いてみることに。私の関心事は、どんな1日を過ごしているのかだったので、"育児・スケジュール"とか"ミルク・スケジュール"とか"赤ちゃん・睡眠・スケジュール"で検索をしました。たぶんここで、スケジュールというワードが入らなかったら、すぐにジーナ式にたどり着くことはなかったのですが、○○・スケジュールで検索かけた私はわりとすぐにジーナ式にたどり着き、"え、なにこれ。すっごく求めてるものに近い"と思って、とりあえずジーナ式について書いてあるブログを色々と読み漁ったのです。(寝ろ!)

 

で、スムーズにジーナ式に移行できたかというと…

ジーナ式についてレポートしている数々のブログには、詳細なスケジュール&実際のスケジュールが載っていたりとかなり参考になったのですが、スケジュール通りにやろうと思っても、まずできなかったんですよね。指定の時間に寝ないし、起こそうとしても目をあけないし、勝手に寝るし(笑) いやちょっとなにこれできないじゃん、って思いました。たしか3日位でジーナ式が嫌になった気が(笑) 超理想の生活がそこには書かれていたのですが、生後3週(生後半月)くらいでトライしてできたことは、朝7時に起こすこと・授乳スケジュールを守ること・お風呂の時間・夜19時には部屋を暗くして寝るモードにすること、でした。(なお、夜は暗くしたところで21時か22時頃まで泣きまくり寝なかった!)

 

ちょっと私にはジーナ式無理だわ…もっとソフトなネントレないかなぁ

3日位で早速心が折れたジーナ式。ちょっと、ほんとにできてるひといるの?って思って、もっとゆるーくできないかなぁ、似たようなのでもすこしやりやすそうなのないかなぁって思って検索したら、ゆるジーナとか、EASY(トレイシー式)とかが出てきたので、ジーナ式の今できているとこだけを続けつつ、EASYもかじってみることに。これは平たくいうと、E(eating・食事=授乳)A(activity・活動)S(sleep・睡眠)Y(your time・あなたの時間)で、 E→A→S→Yの順に約3時間の周期で繰り返す、というトレイシー式とも言われるメソッドなのですが、ジーナ式のように決まった時間ではなく、あくまでも赤ちゃんの様子を見て、というもので、割とソフトなイメージを持ったんですよね、とりあえず授乳→起こしておく→寝る(寝た!?)を繰り返す。で、本来なら起きたらまたEなのですが、私の場合は授乳時間はジーナ式のスケジュールからかえずに、授乳と授乳の間、ムスメの様子をみてAとSを繰り返す感じでやっていました。E→A→S→A(→S)→Eみたいな。ちょろっとやってみてれなら続けられそう!と思ってこちらは本を購入し、熟読。

まずは、【赤ちゃん語がわかる魔法の育児書 (カリスマ・シッターがあなたに贈る本)】を読んだのですが、EASYについてはさらっとしか書いてなかったので、ちゃんと実践するにはもっと深く知らなきゃなぁ、と思って、結局【トレイシー・ホッグの赤ちゃん語がわかる子育て大全】も購入しました。こちらは大全とある通り、図鑑並みにでかいし重いし情報量がすごい。加えて読みづらい。けど、色んな事象に対してすごく事細かく対応例が書いてあって、とっても参考になりました。(ネントレとは関係ないけれど、離乳食を始めるにあたってどう親がふるまうといいか、とか興味深かったです。)また、途中で泣いて起きちゃった時の対応法(シューシュートントン・PU/PD)については、かなり役立ちました。

他には、【赤ちゃんが朝までぐっすり眠る方法】も読みました。こちらはジーナ式やEASYと一線を画し、どちらかというとかなり日本の育児法に近いやり方を推奨していて、添い寝もOK・赤ちゃんは少しの時間も泣かさない、みたいなスタンス。ジーナ式やEASYをちょっとやってみて、それでもやっぱり赤ちゃんの泣き声辛いなー(多分この頃は聞きなれてない)と思って、泣かせないネントレと言われるこの本を手に取りました。こんなやり方が試してみたら?とか、快適に眠るために大切なこととか、眠りの仕組みとか、何故起きて泣いちゃうか、みたなのが書いてあってそれなりに参考になったんですが…

 

結局、ジーナ式が一番私には向いてそうな気がした

で、ここまでネントレ本を読んでみて、ちょっと気づいたんですよね。多分私はジーナ式が一番向いてるなーって。結局ジーナ式もEASYも泣かせないネントレ本も、超ざっくり言うと、日中の赤ちゃんの生活リズムを整えることによって結果的に夜通し眠れる(し、日中もグズらずハッピー)みたいな感じなんですが、方法としては、ジーナ式は親主導でリズムに赤ちゃんをのせる感じ・EASYは赤ちゃんの様子をみておよそ3~4時間のサイクルでまわすことによって段々リズムがつく感じ・泣かせないネントレはとにかく赤ちゃんに寄り添って手助けする感じ。でも初めて育児をする身としては、赤ちゃんの様子を見る、っていうのが結構ハードル高くって。それよりも、何時にこれして、何時にあれして、ってわかってる方がやりやすいなーと。(多分私は、明確な指南書みたいなのを求めていた)それにこの時点で生後6週(生後1ヶ月半)くらいだったんですが、日中のお昼寝こそジーナ式スケジュールからズレズレなものの、22時台の授乳後は朝7時までの間に1回とかになってたので、(夜間は起きたらあげてた)ジーナ式をちゃんと続ければ…こりゃもしかして早い段階で夜通し眠れるんじゃないか、と思ったわけです。(でもどれもネントレ本と言われてるけど、夜通し寝てもらうことを目的としているというよりは、1日の過ごさせ方が睡眠に影響する、という内容なんですよね。1日をどう過ごさせるか、赤ちゃんをどう快適に過ごさせるか、みたいな。それが結果的に夜通し寝ることに繋がる、というような)

で、よしやるか!と思って【カリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座】を購入して読み込みました(最初に買え!)。噂通りの読みにくさでしたが、こりゃ実践ブログ読んだだけじゃできないよね~と納得。私がそうだったように、スケジュールだけ見てその通りに実践してもできないことが多いわけなんですが、じゃぁそんな時にどうするか、とか、こういう原因でこうなることがある、とか、そういう事が本の中に散らばって(笑)書かれていました。ホント読みにくいです。産後の脳みそフル回転。ちなみに質問や相談に答える形の大幅改訂版でたみたいですね~羨ましい!これなら読みやすいのでは(期待!)→【改訂版】カリスマ・ナニーが教える 赤ちゃんとおかあさんの快眠講座

 

そして、どれくらいで軌道に乗ったかというと…

でもまぁ、日中のお昼寝は相変わらずスケジュール通りにはならなかったので、授乳時間はジーナ式・それ以外はEASYで過ごしていたら、生後7~8週(生後2ヶ月)くらいで、22時台の授乳のあとは明け方5時台とか6時台になり、生後10週(生後2ヶ月半)くらいで、完全に朝7時まで起きなくなりました。初めて目覚めたら朝7時だったときの驚きよ…まじ!?ベビーモニターの音声切れてた!?みたいな。(1ヶ月検診を機に里帰りから自宅に戻ってからは子ども部屋のベビーベッドの死角で寝ていたのですが、生後8週・生後2ヶ月くらいを境に完全に一人寝にしています)

そんな過ごし方でも朝寝と夕寝は生後12週(生後3ヶ月)くらいには自然と軌道に乗りました。一番長いランチタイムのお昼寝は30分~45分の壁がなかなか越えられず細切れ睡眠となっていたのですが、続けて眠る時間が60分を超えるようになった頃からようやくしっかりとジーナ式スケジュールを意識して寝かせ始め、結局生後18週過ぎ(生後4ヶ月半)くらいで完全にスケジュール通り眠れるようになりました。

 

ここまでくるのに、長く感じるか短く感じるかはひとそれぞれ

私の場合は、初めての育児をジーナ本他ネントレ本読みながら試行錯誤奮闘してたら、あっという間に時間が経って、気づいたらジーナ式スケジュールに生活リズムがのってた感じです。考える暇もなく怒涛で過ぎていく中で、EASY取り入れつつやってみてたら、ジーナ式スケジュールに乗ってた、というか。そもそも生後6週(生後1ヶ月半)くらいから夜間の授乳が1度になり、生後10週(生後2ヶ月半)くらいには夜通し眠ってくれてたので、それだけですっごく身体も気持ちも楽でした。日中のスケジュールが完全にスケジュール通りになったのは生後4ヶ月半頃からでしたが、それまでも夜間ぐっすり寝てるからか、特にグズることもなく、(続けては寝ないけど)ご機嫌に遊んでる、という状態だったし、泣いたとしてもお腹が空いているのか、眠いのか、予測が付くので結果的に様子がわかるようになり、日に日に育児がイージーモードになっていく実感はありました。お昼寝スケジュールはジーナ式を意識しつつもEASYでやっていたので、もっときっちりジーナ式やってる人に比べたら、断然時間がかかってます。

 

ということで、あっちこっちかじりながらの変則的な手探りの導入期を過ごしましたが、なんだかんだで順調に推移したと思ってます。そして一度軌道に乗ってからは、もう本当に楽ちん~。日中の家事も、夜の大人時間も予定通りに進むし、あんまりグズらないので、私にとってはジーナ式いいとこだらけです!