世の中は九分が十分

7年の不妊治療とか、横浜市保活激戦区での保活のこととか、日々の愚痴とか。ジーナ式で育児してるので?今んとこ育児はイージーモードです!?

実録!我が家のジーナ式~軌道に乗って感じたメリットとデメリット~

こんにちは。giraffeです。7年の不妊治療を経て出産したムスメを、横浜市の保活激戦区で育てながら、ジーナ式にて育児に取り組んでいます。自分の性格や赤ちゃんの気質に合っていて軌道に乗ってくれば、メリットを感じることが多いジーナ式ですが、メリットとデメリットは表裏一体。今日は軌道に乗って改めて感じたあれこれを率直につづってみようと思います。

 

giraffe2272.hatenablog.com

 

 

我が家のジーナ式実践具合

  • 出産~生後3週頃まではジーナ式を知らなかったが、起床就寝授乳時間を意識して生活していた
  • 生後3週頃ジーナ式を知り、実践ブログを参考にやってみる。が早々に挫折し、最初はEASYも取り入れながらゆるっとスタート→その後徐々にジーナ式スケジュールに近づけてゆき、生後4ヶ月半頃から完全にジーナ式スケジュール通りで生活
  • ↑の途中でカリスマ・ナニーが教える赤ちゃんとおかあさんの快眠講座は熟読
  • 生後1ヶ月いっぱいまで同室・別ベッド(ベビーベッド)
  • 生後2ヶ月から別室
  • 生後5ヶ月頃まで遮光甘め・以後強化
  • 完母スタート→生後3週より混合(母乳寄りから徐々にミルク寄り)→生後8か月より完ミ
  • 育休取得・第1子の為、外的要因でジーナ式スケジュールができない!ということはない

 

メリット

早い段階で朝まで眠れた

何よりも、これが嬉しかった。早い段階で、22時台~7時まで、明け方に1度の授乳になっていたのですが、生後10週(生後2ヶ月半)くらいで、完全に朝7時まで起きなくなりました。夜間にしっかり睡眠が取れることで、心身ともにどんどん回復しました。

寝かしつけの負担が少ない

基本的には、ベビーベッドに入れて"おやすみ"で寝てくれるので、寝かしつけが不要。でも絶対ではなく、時々上手に入眠できずに泣くこともあり寝かしつけが完全に不要なわけではないけれど、そこまで負担に感じません。

夜泣きがない

19時に就寝したら滅多に中途覚醒しない。これも、絶対ではなく、時々泣く時期もあるけれど(歯ぐずり・メンタルリープなど)、長い期間ではない&育休中の為負担ではない(復職したらどうなんでしょう・・・!)

総じて機嫌が良い(無駄泣きがない)

起きている時間は機嫌が良いことが多い。疲れてきた頃にお昼寝タイムとなるので、グズる前に休ませることができ、泣いて暴れる・泣いて手が付けられないなどがほとんどない(外出時にお昼寝ができないと、低月齢の頃は↑のようになった…)

泣いている理由がなんとなくわかる

そろそろおなかすいたかな・そろそろ疲れたかな、など想像がつく。刺激を受けすぎているな、とか(外出などでお昼寝ができない上に、うるさい環境に居る時など)スケジュールから考えて泣いている理由を探り、それを解消しても泣いているとなると??など、手あたり次第に探るのではなく、ある程度絞れる。なので、体調不良や異変にも気づきやすい。(熱がある・歯がはえそう・暑すぎ、など)

予定が立てやすい

毎日がほぼだいたいジーナ式スケジュール通りにまわっているので、家事や外出の予定が組みやすい。この時間に散歩して、この時間に買い物に行って、この時間に家事をして…と。家事の途中で泣いて起きてしまって家事が捗らない、っていうのが私は結構ストレスなので(メンタルリープ中はお昼寝が短くなりがちなので、こうなります。すっごいストレス)、通常運行時はその点かなりストレスフリーです。

夫の育児参加もしやすい

やること・やる時間が明確なので、休日しか娘と接しない夫でもお世話の内容&タイミングに困らない。

離乳食導入がスムーズだった

離乳食開始時期には生活スケジュールが完全に整っていたので、1回食も2回食も3回食も導入がスムーズにできました。食事の時間も明確なので、"泣いてる赤ちゃんを待たせて準備する"という状態になりにくく、心的負担が少なかったのはよかった。

うまくいかない点に対するアドバイスが本を開けば大抵見つかる

スケジュールを実践していると出てくる睡眠や授乳の問題に対して、なるほどね、なアドバイスがどこかに書いてある。どこかに、です。(改訂版はわかりやすく書いてあるかもしれません)

結構自由時間がとれる

寝かせる時間も寝付く時間も寝ている時間も毎日だいたい同じなので、その時間を目一杯自由につかえる。赤ちゃん中心の生活ではあります。でも結構夫婦でまったり過ごす時間が取れてるよね、という感じです。→はい。こんなこと書いてますが、つい先日“自分の為だけに使える自由な時間がほしい”ってグチグチいってました~正直時間は足りないです~

娘につられて夫婦も早寝早起きに

 娘につられて規則正しい生活になり、だらだらと夜更かしすることも無くなったし、休日は朝早くから3人でお散歩したりと、健康的な生活を心がけていた不妊治療期間よりも健康的な生活をしています。

 

デメリット

天使の寝顔は基本見れない

新生児期から娘は一人寝なので、22時台の授乳が無くなった今となっては天使の寝顔はベビーモニター越しに見るしかありません。添い寝の超絶幸せ感とは縁遠くなります。

本が読みづらい

産後の疲弊した脳みそ&心身には本当に堪えます。改訂版はどれくらい読みやすくなっているのだろう…。一読しただけでは実践できないので、実践しつつ何度も開くことになります。いろんなページを…

導入時にうまくいかない

すんなり導入できる人はいるんでしょうか。ちょっと繰り返せばできる風に書いているけど、ちっともできません。少なくとも娘は、新生児のスケジュール通りに寝る&起きているなんてできませんでした~

根気がいる

なので、導入期は根気がいるとおもいます。

混合についてはどうやっていいのか不明

というか、混合ってネットで検索しても、結局イマイチわかりませんよね。ジーナ式に限らず。ジーナ式も完母か完ミのやり方が記載されています。何度、混合の進め方についてグーグル先生に尋ねたことか。

外出が億劫

スケジュールが乱れる外出が、とっても億劫になります。特にランチタイム昼寝が乱されたくない。

外出がしづらい

↑の為、結局スケジュールを乱したくないとなると、外出がしづらくなります。何度これで夫と喧嘩したことか。ランチタイム昼寝が大幅に削れると、夜の睡眠に非常に影響が出るのです=その対応をするのが私=負担が大きい=外出ヤダ!

 

※この外出問題については、別記事にしようと思っていますが、月齢が高くなるにつれて多少のアレンジがしやすくなる&夜の睡眠や翌日以降影響もでにくくなる&私の気持ちに余裕ができたので、段々と心的ハードルが下がっていきましたが、正直今でもお昼寝はちゃんとさせたい!という気持ちがまず先にきます(笑)基本的には、スケジュール乱れは多くても週1回程度まで!がマイルールです。

 

外出先では寝ない

普段ひとりで・ベッドで・暗く静かな場所で、いつも寝ているので、外出時は抱っこ紐だろうがベビーカーだろうがほぼ寝ません。

夫の理解・協力は必須

休日の外出について、夫婦でかなり揉めることも…!?外出好きなご主人だと、休日のスケジュール実践は難しいような…

日本の一般的育児をしているひとからは理解されにくい

一人で寝かせる!?授乳もお昼寝もスケジュール通り!??赤ちゃんかわいそう!とかよく言われます。

環境的ハードル!?

・一人寝できる環境(子ども部屋・ベビーベッド)の確保→我が家は基本子ども部屋・ベビーベッドですが、実家に帰省した際は同室別ベッドです。今のところ問題なく寝る&私が寝室に入っても起きません。なので、同室でも別ベッドが確保できればなんとかできるのでは?(このようなやり方のジーナ式実践ブログを書かれている方もいるのでぜひ参考にされてみては!)

・遮光や静音→雨戸があればベストですが、集合住宅の場合は遮光カーテン必須・カーテン上部や左右からの光漏れ対策…隣接する部屋からの音や明かり漏れ…日本の一般的な住宅では難しい…

・多少泣かせても大丈夫な環境→基本赤ちゃんの欲求を先回りして満たすので泣くことは少ないですが、稀に夜間泣いた際など、安全や健康に問題がないことが前提で5~20分程度見守ります。集合住宅や2世帯同居など、泣き声が迷惑かも、と思う環境で実践するのは、結構心的負担が大きいのでは?と思います。(まぁそんな我が家は集合住宅ですが…)

 

まとめ

いま思いついた感じにつらつらと書いてみましたが、こんな感じです。全部が全部うまくいく魔法のようなメソッドな訳ではないし、日本の環境(住まいや生活、そして周りの理解)的には難しい点もあるけれど、私は根気よく続けてよかったな~と思うタイミングがとっても多くて、満足しています。自分が夜通し寝たい、という理由で始めた感が強いですが、結果として娘と私たちが毎日機嫌よく楽しく過ごせているのが一番うれしいです。