世の中は九分が十分

7年の不妊治療とか、横浜市保活激戦区での保活のこととか、日々の愚痴とか。ジーナ式で育児してるので?今んとこ育児はイージーモードです!?

7年の不妊治療を振り返る⑧~仕事と治療の折り合い~

こんにちは。giraffeです。7年の不妊治療を経て出産したムスメを、横浜市の保活激戦区で育てながら、ジーナ式にて育児に取り組んでいます。今回は7年間の不妊治療を振り返る8回目です。

 

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もともとは、フルタイムで仕事をしていました。案外仕事は好きで、それなりに責任感を持ってやっていましたし、良い上司、良い同僚に恵まれた職場だったので、妊娠しても産休とったり育休とったりしながら続けていくんだろうな、と、不妊治療を始めた後も思っていました。実際人工授精までは、治療のだいたいのスケジュールにあわせて有休申請をして…という感じでうまく進めていたのですが…

体外受精にステップアップした途端劇的に通院回数が増え、(少量投薬の自然周期だった為、採卵日や移植日が直前にならないと決定せず)予測をたてて有休を取る、ということがかなり難しくなっていきました。何もかもが初めての治療と、休むかもしれないあたりに大事な仕事を入れないようにするスケジュール調整・(正直な理由も言えず、体調不良と言い)急な欠勤になってしまった日の後ろめたさ…そういうことに限界を感じ、上司に不妊治療をしていることを打ち明け、その為しばらく急な欠勤を認めてほしいと相談をしました。その際今後治療が長引きそうであれば退職を考えていることも伝えたのです。職場の人間に知られるくらいなら辞めてしまいたかった。同情されるのも嫌だったし、迷惑がられるであろうことを思うと、耐えられなかった。それに仕事があるせいで煩わしい思いや治療に制約が出るなら、いっそ仕事なんて辞めて治療に専念をしたい…そんな気持ちでいっぱいで、この時はとにかく追い詰められていたように思います。

けれどこの時上司は、急な欠勤が増えることへの了承と、それに対して(不妊治療をしているということは伏せ)部内の体制を整えることを約束してくれ、退職については少し仕事のペースを落としつつ考えれば良い、と私に冷静になれる時間をくれたのです。

この時は、辞めさせてくれなかった…と思ったのですが、その後2度目の移植が陰性となり治療から半年離れている間に、やっぱり案外仕事が好きだ、って思ったんですよね。それに治療で激減した貯金を考えると、貴重な収入源を失えない。やはり辞めるのは得策ではない、とも。でも治療を再開する際には悩みました。本当に気が済むまでやる為に何よりも治療を最優先したい、と思う反面、仕事も(自分の気持ちが上手くバランスが取れる状態で)続けていきたい。正直な気持ちを上司に話し、結果としパートタイムに雇用形態を変更した上で仕事は続けることにしました。治療を最優先にしながら、仕事に来ている時は仕事も全力でがんばる。でも当たり前ですが、フルタイムで働いていた時よりも責任ある仕事は減り、周りのサポートに回る仕事をメインで受け持つようになりました。キャリアとしては途中で途絶えたのかもしれませんが、治療も続けられたし、仕事も続けられた。物足りない、と思うこともあったけれど、治療を続ける上での精神バランスを保つには、丁度よかったと思っています。大きな責任を負っていないから、気持ち的に少し休みやすくなる。休んでも、休んだ分の負担も少ない。周りにかかる迷惑も少ない。九分が十分です。私には仕事をフルでやりながら不妊治療を続けていくことは多分できなかったし、治療を終えてふりかえってみると、治療から離れ、ひとりの社会人として仕事に向き合う時間は、正気を保つために必要な時間でした。だから、こういう選択をしてよかったし、こういう選択肢をくれた職場には本当に感謝しています。