世の中は九分が十分

7年の不妊治療とか、横浜市保活激戦区での保活のこととか、日々の愚痴とか。ジーナ式で育児してるので?今んとこ育児はイージーモードです!?

7年の不妊治療を振り返る⑥~治療中の心の保ち方~

こんにちは。giraffeです。7年の不妊治療を経て出産したムスメを、横浜市の保活激戦区で育てながら、ジーナ式にて育児に取り組んでいます。今回は7年間の不妊治療を振り返る6回目です。

 

giraffe2272.hatenablog.com

 

元来、何かと気になり、何かと落ち込み、何かと考え込むマイナス思考な私は、治療を始めて数年の感情はジェットコースターのように情緒不安定でした。次に行う治療を検索して確率を調べ、体験談を探し、検査数値に一喜一憂し、そして期待値MAXで迎えた判定日に息をのみ。何も結果出ない自分は、何がいけなくて、何が足りないのか。何をやった方がいいのか、何をやめた方がいいのか。期待しては心底落ち込んでいたように思います。

そうして段々と精神的にも追い込まれ、治療を始めて3~4年目頃に1度半年ほど治療から離れたのですが、治療を再開した際には、本当に気が済むまでやろうと決めて再開しました。お金が無くなるまで。気持ちが折れるまで。やり切った、と思えるまで。その為に心がけたことは、治療のひとつひとつに一喜一憂しないこと。検査数値、所見、〇日目の様子…良くても駄目でも、探求したりはしない。良くても、最終的に妊娠しなきゃこれが良くても意味はないと戒め、駄目だったら、駄目だったものは仕方ない、と考えることをやめる。とにかく感情を平坦に、淡々と、(言い方は悪いけれど)毎日を、治療を、こなしていく。期待するから落胆が大きい。過度な期待はせず、少し喜んだら次の関門に気持ちを向かわせる。感情をできるだけ波立てないように、過ごしていたように思います。夫は感情の起伏が激しくないタイプなので、治療結果に気持ちが流されることもなく、不安定になりがちな私の気持ちをうまくリードしてくれていた気がします。治療が大変でも、毎日をできるだけ楽しく過ごせるようにと。

あとは、ネットの情報や体験談は過度に見ない。スピリチュアルは頼らないし信じない。無神経なアドバイスは無心で聞き流す。〇日目の数値、だとか、妊娠菌だとか、赤い富士山だとか、子宝神社だとか、これをしたら妊娠したよとか、こんなことがあったら妊娠の前兆!とか、赤ちゃんは親を選んで産まれてくるとか。そういうものも信じたり試した時期もあったけれど、それでも妊娠できない自分てなんなの?って悲しくなるし、際限がなくなると思ったので。妊娠する為に信用したのは主治医の言葉・クリニックが開示する情報だけにしました。(でも頼りたくなるんですよ。すがって授かれるなら、すがりたいって。)

 

私は打たれ弱くいろんな情報に流されやすい方なので、精神の自己防衛をしていかないとすぐにボロボロになってしまう、という自覚があるので、ストレスを感じた時には、①立ち止まり、ストレス原因が過ぎ去るのを待つ②ストレス原因を迂回してよけ、進む③ボロボロになること覚悟でストレス原因に突っ込んでいく、のどれかを選択します。半年治療から離れた時は①のような状態だった訳ですが、治療再開後は③になる訳です。ストレス原因(不妊であること)は、迂回のしようがないので。(それに立ち止まった所で過ぎ去る=自然妊娠する、こともなかった)突っ込んで進むには、ため息を大きくついて、夫に抱きしめてもらったら、後はできるだけ何も感じないようにする。そうするしかなかったのです。