世の中は九分が十分

7年の不妊治療とか、横浜市保活激戦区での保活のこととか、日々の愚痴とか。ジーナ式で育児してるので?今んとこ育児はイージーモードです!?

7年の不妊治療を振り返る番外編~義実家とくに義母との関係性~

こんにちは。giraffeです。7年の不妊治療を経て出産したムスメを、横浜市の保活激戦区で育てながら、ジーナ式にて育児に取り組んでいます。今日は久しぶりに不妊治療にまつわるお話。長い不妊治療期間の間に、結婚当初とは義実家・義母との関係性は大きくかわっていきました。

 

giraffe2272.hatenablog.com

 

結婚当初、どの嫁もそうであるように?私も義母とうまくやっていこう!とちゃんと思っていました。というのも、結婚当初から私たち夫婦は夫の両親といずれ同居することが決まっていたのです。

夫には年の離れた兄がいて既に結婚をしていたのですが、嫁さんがバリキャリで、結婚して数年経っているのに子どもが産まれる気配がない(子どもは望んでいないと公言していた)。そこに次男である夫が結婚し、次男の嫁(私)は兄嫁よりもずっと若く、すぐに孫がうまれるのでは!?そうしたら家や土地の相続を考えても(孫がすぐにうまれるであろう)次男夫婦と同居することがベターであろう。そういう感じでした。なので、暗黙の了解で、子どもが産まれるまでは別に暮し、子どもが産まれた頃を見計らって同居開始。そういう青写真が描かれていたのです。

がしかし、待てども待てども私たちに子どもができない。義母はことあるごとに「そのうちできるわよ」「○○さんの息子さんのお嫁さんは、あなたより歳がいってるけどうまれたわ!」「そんなに仕事してるからよ」などなど。大抵の嫁が聞き飽きているような言葉のオンパレード全てを聞いた気がします。悪気はないんです。義母も、子どもができなくて悩んでいるであろう私に"そんなに気にしないで!でもどうなのかちょっと気になるわ!"みたいな感覚で話しているだけなんです。でも悪気がない=無神経だ、って気づくのにはそう時間はかからず、月並みですが私はどんどん義母と会うのが億劫になり…。そうこうしているうちに、子どもは望んでいないと公言していた義理兄夫婦に第1子女児が産まれました。義母の初孫フィーバーは激しく、義理姉の出産に立ち会い、産まれたすぐあとに私に連絡をよこし、「あなたもがんばらないとね!!!!」…。その電話をもらった日は、不幸にも初めての採卵後、3日目の新鮮胚移植予定日当日で、受精卵が分割停止をし、移植に進めなかった日でした。まさに泣きっ面に蜂だったことは言うまでもありません。帰宅した夫は涙をボロボロ流しながら夕飯を作っていた私を見るや否や、義母にすごい勢いで電話をし(ありがとう夫)史上最強の親子喧嘩勃発。それなのにこの記事にも書きましたがその後わりとすぐくらいに、義母から夫は直接"子どもはどうなってるのか"と聞かれたり、はたまた夫家の集まりに何故か私たち夫婦は呼ばれないうえ"だってあなたたちに声をかけるのはかわいそうだと思って"と言われたりと、心理的に私の中ではもう義母がどんどん無理苦手となっていき、夫は義母に都度抗議をするものの同じようなことが繰り返され、段々と私たち夫婦は夫の実家に顔を出す機会が減っていきました。それでも、私たち夫婦と同居するということが前提で今まで進んできた手前、その話は宙に浮いたままだけれど、急に無しにもできない。そんな雰囲気がずーっと流れていました。誰も何も言わなかった。

決定的だったのは、義理兄夫婦に第2子男児が産まれたことでした。私たちが不妊治療を始めて5年位経った頃だったかなぁ…。義理兄夫婦は、2人の子どもを抱え、義母は楽しそうに義理兄夫婦宅へとお世話に通っている。上の子は女の子だから結婚していずれ家を出るかもしれない。でも下の子は男の子だからそのままこの家を継ぐ可能性が大いにある。そして今の私と、義母は、この先子どもが産まれたとしても、ほぼ確実にうまくやっていけない。夫も私も、同居の話を白紙に戻すいい機会だと思いました。そして夫実家の家族会議が開かれ、夫から、自分たちには子どもが産まれるかわからないこと・それと比べ兄夫婦は2子もいるから同居したほうがお互いにとって良いのではないか・それに母さんと嫁(私)の関係は良くはならないだろう・だから自分たち夫婦と同居する話は白紙にしてくれ・今後兄夫婦と同居の話が進むのであれば自分たちのことは気にせず進めてくれ。そんなような内容を話したそうです。そしてその家族会議からまもなく、義理兄夫婦と義両親との同居話はすすみ、同居が開始されました。

結婚してすぐに子どもが産まれていたら、もしかしたらもっと良い関係性が築けていたかもしれないし、逆にもっと酷くなっていたかもしれない。わからないです。でも私は長い期間不妊治療をしていくなかで、何度となく義母の悪意の無い=無神経な言葉に心をえぐられたし、その感覚はもう拭えないから、同居話を白紙に戻してくれた夫には、多分一生感謝しつづけると思っています。(夫にムシャクシャした日は、まずこの気持ちを思い出すようにしています笑)

ちなみに娘が産まれた今、時折義母は我が家にやってきますが、その度にバリキャリ兄嫁について"仕事ばかりで家事をしない"だとか"料理が苦手で鍋しかつくらない"とか言っています。その度に、あぁやっぱり無理苦手。本当に一緒に住まなくてよかった…と胸を撫でおろすのでした…。(多分私が同居してたら、スケジュールスケジュールって神経質すぎる、と言われるに違いない)